ローズマリーの風は、神様からの贈り物だと思った
こんにちは
HSP主婦のricoです
朝から気分がのらない、やる気がでない、または夜になっても気持ちがそわそわして落ち着かない、そんな時ありますよね
香りのちからを借りてみるというのは、どうでしょう
ヒノキチップの上にアロマオイルを垂らしています
朝はレモンやグレープフルーツ、ユーカリ、ローズマリーなどのすっきりした香りがおすすめです
夜はラベンダーやオレンジ、マンダリンなどのやさしくリラックスさせてくれる香りを
中川政七商店で購入したヒノキチップ
私がアロマセラピーを始めたきっかけは、長男の出産、育児です
結婚して夫の赴任先で暮らしていたため、実家も遠く、夫の帰りも遅く、ワンオペ育児でした
友人といえる人もまだ周りにいなくて、困った時は、保健所の助産師さんに電話をして相談していました
初めての赤ちゃんはもちろんかわいかったけれど、なかなか泣き止まないと不安でたまらず、自分まで泣きたくなりました
泣かれることが怖くなり、いつも緊張していました
育児を楽しめる余裕なんて、全然なかったです
ある時、泣き続ける長男を抱いて、部屋のなかをぐるぐる歩きながらあやしていたのですが、まったく泣き止まず途方に暮れてしまいました
なんだか疲れて床に座り込んでいると、窓のカーテンがふわっとふくらんで、ベランダで育てていたローズマリーの鮮烈な香りが届いたのです
いらいら、不安、疲れ、恐れなどが一瞬で消えて、何か爽やかな風に包まれたような爽快感を覚えました
あの時の香り、ふくらんだ白いカーテン、夕方の部屋の薄暗さ、20年以上経ってもまだ強く心に残っています
一瞬で気持ちを切り替えてくれたあの時の風、あの時の香り
ローズマリーはずっとベランダに置いてありましたが、風にのって香りを感じたのはその時が最初で最後でした
うつうつとしていた私を救ってくれた神様からの贈り物だったと、当時も今も、かなり本気で思っています
その後、自分の心身の不調を感じ、ずっと心に残っていたローズマリーの風に誘われるようにアロマセラピーを学び始めました
香りって、脳に届くまで0.2秒といわれています
気分を変えたい時、心を鎮めたい時、不安を和らげたい時、背中をそっと押してほしい時など、味方になってくれる頼もしい存在です
20年前に育てていたローズマリーは、去年、虫や病気にやられてしまいました。でも残しておいた元気な枝が、今でもプランターのなかで、どんどん枝を増やし、大きく育っています (*^^*)
※アロマオイルは信頼できるお店で、品質の確かなものを購入されることをおすすめします。原液を皮膚につけたり、飲用はできません。小さなお子様の手が届かないようご注意ください。